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毎年クリスマスツリーの飾りをするときに必要なのが飾りの玉ですが、玉の由来を知らないのも可笑しい話なので、今回はクリスマスツリーの飾り玉の由来を紹介していきます。
玉の由来
クリスマスツリーには赤や銀の玉が飾り付けられていますが、実はちゃんと玉には由来があります。
旧約聖書に出てくる理想郷のエデンの園でアダムとイブが食べた「知恵の樹の実(禁断の果実)」を見立てて玉を飾り付けたのです。
キリスト教内では、禁断の果実を「イチジク」と考える人もいます。イチジクとして考えられている由来は、アダムが下半身をイチジクの葉で隠した事から来ています。
西ヨーロッパでは禁断の果実をリンゴの実とも言われていたりしていて、西ヨーロッパの方の国語では男性の「のど仏」の事を「アダムのリンゴ」と教えられています。「のど仏」の事を「アダムのリンゴ」と呼ばれる由来は、アダムが禁断の実を食べて喉に引っかかった事が原因とされています。
クリスマスツリーの飾りの由来一覧
クリスマスツリーの玉の由来以外にもツリーの飾りには由来がありますので、クリスマスツリーの飾りの由来一覧を見ていってみましょう!
ベル(鈴)
クリスマスツリーにベルを飾り付ける意味は、由来を辿って行くとキリストが生まれた事を知らせるためのベルとされています。他にもベルの音は、魔除け効果があり、迷える子羊を導くためのベルとも言われています。
クリスマスツリー
クリスマスツリーの由来は常緑樹の永遠の命を象徴として、エデンの園の知恵の樹を意味しています。
杖のキャンディ「キャンディケイン」
杖のキャンディをクリスマスツリーに飾り付ける意味は、羊飼いの杖を意味しています。背正式には「キャンディケイン」と言います。
杖(キャンディケイン)は、羊を導くためのものです。
靴下
なぜクリスマスプレゼントが靴下に入れるのかと疑問に思った方も多いのではないでしょうか?
実は、サンタクロースが貧しい家の子供たちに煙突からお金を投げ込んでたまたま靴下に入ったことがキッカケになったとされています。
リース
クリスマスツリーに欠かせないクリスマスリースは「永遠」を意味していて、円である形を終わりも始まりもない事に見立てています。
また、クリスマスリースに付いているリボンはお互いが思いやる愛情の絆を意味しています。
まとめると、愛情の絆が永遠に続きますようにと言う願いが込められています。
柊(ヒイラギ)
ヒイラギは、いばらの冠を意味していて、キリストが処刑された時にいばらの冠をかぶったとされています。赤い実の方の意味はキリストが処刑された時の血を意味しています。
電飾(イルミネーション)『キャンドル』
クリスマスツリーを彩り豊かに輝かせる電飾(イルミネーション)について説明していきます。
旧来は、電飾(イルミネーション)ではなく、キャンドルを飾りたてていましたが、火事などになる事から、現代では、電飾になりました。
キャンドルの意味は、『世界を照らす光』を意味しています。
トップスター
クリスマスツリーの一番上に飾り付けてある星の意味は、東の空のベツレヘムと言う星です。
このベツレヘムと言う星はキリストが生まれた時に輝いた星で、東方の三博士にキリストの誕生を知らせてベツレヘムへ導いたとされています。
松ぼっくり
松ぼっくりを飾る意味は、イエスキリストの母親であるマリアと婚約者でイエスキリストの養父であるヨセフが逃げている時にモミの木が助けてくれたたらとの事です。
以上、いかがでしたか?クリスマスツリーの飾りと言っても玉だけでなくベルやリーフなど一つ一つに意味や由来があり奥が深かったですね。そででは素敵なクリスマスツリーで楽しいクリスマスをお過ごしください。