書き初めとは何なのか?子供にも由来をわかりやすく作法・手順なども説明していきますので、書き初めに興味がある日本人や日本の文化伝統に興味がある方は是非読んでいっていましょう!
書き初めとは?子供に意味をわかりやすく説明
書き初め(かきぞめ)を子供にも意味をわかりやすく説明しますと、
書き初めとは毎年1月2日に大人や子供が筆でその年の抱負や縁起の良い文字を書くと言う風習のことです。
毎年1月2日は、書き初めだけでなく弾き初め、生け初めなどお稽古・習い事をはじめる日でもありますので、新しく何かを始めたり習い事などをするのも良いでしょう。
また仕事初めでもあり、昔は山初め、初船などと言って漁師や農家の人々が普段の仕事を形だけ行って新年の技能上達や労働の安全を願う儀式でもあります。
昔は子供の書き初めを正月棚や神棚に飾り小正月に左義長と一緒に燃やしていました。(左義長については次の項目で説明いたします。)
書き初めとは?子供に由来をわかりやすく説明
書き初めを子供にも由来がをわかりやすく説明しますと、
書き初めの由来は海外から日本に伝わってきて、約300年前(江戸時代以降)に一般庶民にも広まっていきました。などと説明するとわかりやすくなると思います。
海外のどの国から伝来してきたと言うことや江戸時代と言ってもまずに日本の歴史を覚えなくてなならないので、300年前などと言った方が覚えやすいと思います。
もう少し詳しく書き初めの由来について説明すると、書き初めは中国から伝来してきて、日本ではもともとは宮内の行事でしたが、江戸時代中期以降に幕府の儒学奨励策もあり、唐様書などの人気が広まり、一般庶民にも書き初めが広まりました。
書いた書き初めは神棚や正月棚に飾り、1月14日夜または15日の朝に左義長と一緒に書き初めを燃やします。書き初めが高く燃え上がれば上がるほど文字が上達すると言われています。
左義長とは、3~4本の長い竹を組んでお正月に飾った門松やしめ縄、1月2日に書いた書き初めを1月14日夜または15日の朝に火をつけて燃やします。上記の写真の様になります。
書き初めの手順・作法まとめ
最後に書き初めの手順・作法をまとめてみました。
書き初めとはどのような手順でするのか?
1.まず元日の日に初めて汲んだ水(若水)を神棚にお供えします。
2.お供えした若水で習字の墨を作ります。
3.恵方に向かって縁起の良い文字を考え書き初めをします。
4.書き初めで書いた文字を神棚や正月棚に飾ります。
5.1月14日夜または15日の朝に左義長と一緒に書き初めを燃やします。
以上、「書き初めとは?子供に由来をわかりやすく説明!」でした。是非参考にしてみてください。