4月から社会人として働く人の為に
社会人とは、何なのか?責任をどの程度負うものなのか?
学校で教えていない重要な良い例と悪い例について
紹介していきたいと思います。
社会人とは 責任について学校で教えない社会の仕組みの図
まず社会とはどういう仕組みなのか?会社とは?社員とは?
社会人としての責任とは一体何なのか?について
ここでは多くの大人が知らずに、またはちゃんと理解できていないけどとても重要な事を伝えていきます。
まずは下記の図を見てみましょう。
この図の様に社員(従業員)は、
会社に時間とサービスを売って、
その対価としてお金(給料)をもらいます。
一方、会社は社員からサービスと時間を買って
お客にサービスを提供し
その対価としてお金をもらっています。
社員(従業員)からすれば会社がお客と言う認識の方が正しいです。
例えば、自分が会社の社長で社会(お客さん)に対して
良いサービスを思い付き、
供給するために社員をお金を払って雇ったのに
会社の方針に従わなかったり、
会社の損益を出す行為を社員がしたりしたら
何のために雇ったのだろうと思いますし、
給料なんて払いたくないと誰もが感じるはずです。
近年ではアルバイトや社員がツイッターなどのSNSで
職務中に悪ふざけをしている動画や画像をアップする人がいて
問題になっていますが、もちろんこんなのは論外ですし、
訴えられても当然の行為です。
このような考えは、
会社で働けばお金をくれると言う
お手伝いをしたらお小遣いを親がくれる的な
社会人らしからぬ残念な考えからくる言動です。
悪い社会人の考え方・思考
悪い社会人の例として
学校の先生や雇われ医師と言う
本来尊敬されるべき方々でも
意外とこの社会の仕組みを理解していないで
会社の方針に逆らいながら
会社から給料を貰っている方も多いでので紹介していきます。
偏った思想の学校の先生が国家を歌わないと言う問題が
今でもまだよく耳にしますが、
これは国(会社)に雇われている先生(社員)が給料をもらって
サービスを提供していないのと同じです。
また、
自分は医者として病院(会社)に雇われたから
毎日の挨拶が病院の方針だろうと
挨拶をする必要はないと言う医師(社員)もいるそうです。
誰にサービスを供給しているのかを
勘違いしているとこうなってしまいます。
お客に直接サービスを供給しているつもりでも
会社から給料を貰っていると言う事は、
会社のサービスになります。
でも医者ともなれば社会的に貴重な存在なので
多少のワガママぐらいは大目に見てもらえるようです。
良い社会人の考え方・思考
次に
良い社会人の考え方や思考について述べていきます。
まずそもそも入社する時に自分の考え方と
会社の方針などの考え方が一致しているのかについて
考える必要があります。
入社して会社の方針が変わってきて、
どうしても会社の方針が受け入れられない場合は、
会社の責任者と話し合ってみるのも良いかもしれません。
もし話し合ってもダメな場合は
転職をするのが自分の為にも会社の為にも望ましいです。
ただ完全に会社と自分の考えが一致する事などは
なかなかないのも事実で
就職とは、どのくらい自分の希望を優先させて
どのくらい妥協できるかです。
自分の考えたように自由に働きたいなら独立して
起業するのが当たり前の筋です。
社会人とは
社会人とは、
自分で独立(起業)して
直接的にお客にサービスを供給して
お金をもらうか。
または、
会社に勤めて
間接的にお客にサービスを供給して
給料をもらうか。
この2つのどちらかです。
会社に勤めたなら
会社の方針に従って
精一杯働くのが社会人と言うものです。
社会人の責任について
責任について
先ほど話した通り
独立(起業)してサービスを供給した場合
お客からクレームがあった際には、
直接責任を取らなければなりません。
しかし会社に勤めていた場合
自分がミスをしてお客からクレームがあっても
業務上過失がなければ会社に責任があります。
まとめ
まとめてみますと
●社会人とは、責任を負うのが当たり前です。
●ある程度、社員の場合は会社が責任を負ってくれる。
●社員は、会社の方針に従う事が仕事です。
●会社と自分の考え方が違う場合、話し合い解決しない場合は転職か独立を考えるべき。
●会社からお金をもらっているので社員にとっては会社がお客として考えるべき。
以上、社会人と責任について紹介させて頂きました。
いかがでしたでしょうか。
雇用されると言うだけが全てではなく、
もっと広い視野で物事を見るとストレスも減ると思います。
日本では独立(起業)に対してネガティブなイメージを持っていたりしますが、
海外では独立する事を独り立ちとして喜ばれますので、
会社で働いているうちに色々吸収したり、勉強をして
いつ会社を辞めてもいいように日頃から備えくださいね。