日本でクリスマスにチキンを食べる理由や歴史、
なぜ食べる日なのか?について調べてみました。
先にザックリと調べたことを書くと、
・チキンでなくても変わっているものを食べる日
・慈善団体などが毎年恒例、ホームレスに七面鳥料理をご馳走する。
・ケンタッキーのマーケティング戦略の日本でも定着
クリスマスにチキンをなぜ食べる!
クリスマスになると七面鳥を食べる風習がありますが、
宗教的な理由ではありません。
本来は、七面鳥ではなく
ガチョウを食べていました。
なぜガチョウなのかと言うと!
・牛は牛乳が出るため生きている方が便利
・鶏は卵を産むため生きている方が便利
・雄の鶏は肉が硬い
・豚は日常的に食べているので特別感がない。
しかし、ガチョウは飼育が大変で
コストが高いなどの理由から
鶏よりも安い
七面鳥を食べるようになったと言われています。
富裕層の家庭は七面鳥ではなく
牛肉を食べていたとのことです。
チャリティーや慈善団体などから
七面鳥をもらっていたので、
貧しいイメージが定着していたとの事です。
必ず七面鳥を食べるというわけではない。
クリスマスのディナーは
国や家庭によって異なるようです。
イギリスでは、ローストビーフ
アメリカでは、七面鳥
スウェーデンでは、ルートフィスク(鮭、鱈(たら))
日本では、ローストチキン
ケンタッキーが日本にフライドチキンを定着させた
日本のクリスマスのチキンはなぜ?
1970年代の日本で過ごす外国人にとっては、
クリスマスを祝いたくても
オーブンもないし、
七面鳥も入手困難だったので、
七面鳥の代わりにケンタッキーなどの
チキンを食べるようになったとされています。
そこに目をつけたケンタッキーが
クリスマスとケンタッキーを関連付けた
マーケティング戦略を打ち出して
冬の時期になると
ケンタッキーが食べたくなるようになったそうです。
ケンタッキーのサイトによると
KFCが日本に1号店を出店したのは1970年11月21日。
外食ビジネスはまだ「産業」として認められる過程の黎明期であり、
「フライドチキン」という言葉も日常生活のなかに無ければ、
「骨つきの鶏」を「手で」食べるというスタイルも日本にはありませんでしたある日、日本に住む外国人の方が青山店で
「日本ではターキーが手に入らないので、
KFCのチキンでクリスマスを祝おうと思う」とおっしゃって来店されました。これにヒントを得た営業担当者が
『クリスマスにはケンタッキー』を広くアピールしようと考えたのです。
そうして、初のクリスマスキャンペーンは
1974年12月1日に開始、以降、KFCでは毎年全店で
クリスマスキャンペーンを実施しています。
と記載されています。
このような理由などから日本でもチキンを食べる日が定着しました。以上、最後までお読みいただきありがとうございます。それでは良いクリスマスを!